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資産運用と複利について
資産運用と複利について
「複利運用って何?単利運用と何が違うの?」
「FXの複利運用で稼ぐためにはどうすればいい?」
こんな悩みを持っている人も多いはずです。
今回は、複利運用のメリット・デメリット、単利運用との違い、成功させるコツを紹介します。
本記事を読めば、FXの複利運用で効率的に資産を増やす方法が理解できます。
それでは、「人類最大の発明」と呼ばれた複利運用について詳しく見ていきましょう。
FXの複利運用とは
複利運用とは、投資で得た利益を引き出さず、再投資する投資手法です。
運用期間が長ければ、その効果が大きくなるのが特徴です。
複利の効果がわかれば、資産を効率的に増やす道のりが見えてきます。
FXはもちろん、他の投資でも使えるので、複利の力を使って効率的に資産を増やしていきましょう。
単利と複利の違い
FXの運用法には「単利」と「複利」があります。
単利は元本が同じなので利益は毎回同じです。
一方、複利は元本が増えていくので、利益も雪だるま式で増えていきます。
複利は人類最大の発明
20世紀最大の物理学者、アインシュタインは複利について以下のような言葉を残しました。
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
天才学者のアインシュタインの発言ともあり、その信頼は絶大です。
単利と複利の計算方法
単利と複利の計算方法は以下のとおりです。
〇単利の計算式
元本の金額 × 利益率 × 運用期間 = 利益
例えば、100万円の元本を年利10%で5年間運用したとします。
この時、1年目の利益は10万円(100万円 × 10% × 1年)です。
利益は2年目以降も10万円が固定なので、5年間の総利益は50万円(100万円 × 10% × 5年)になります。
〇複利の計算式
元本の金額 × (1 + 年利率)^ 運用期間 = 利益
例えば、100万円の元本を年利10%で5年間運用したとします。
この時、1年目の利益は単利と同じ10万円です。
しかし、2年目は元本が110万円となるため、利益も11万円になります。
3年目以降も元本が増え続け、発生する利益も増えていきます。
元本が2倍になるまでの期間「72の法則」
複利運用の世界には「72の法則」があります。
72の法則とは、複利運用で資産が2倍になる期間(取引回数)を計算する法則です。
資産が2倍になる計算式は以下のとおり。
72 ÷ 利率(%) = 資産が2倍になる期間(取引回数)
例えば、毎回2%の利益を出した場合、資産が2倍になるまでの期間(取引回数)は下記のようになります。
72 ÷ 2% = 36回
つまり、2%の利益を毎回すると36回の取引で資産が2倍になる計算です。
FXで複利運用するメリット
FXで複利運用するメリットは大きく3つあります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
単利運用よりも早く資産が増える
複利運用は単利運用よりも早く資産が増えます。
単利運用では、元本がそのままでリターンも増えないため、資産が増えるスピードもずっと同じです。
元本が増えていく複利運用では、利益も運用期間に応じて徐々に増えていきます。
効率的に資産を増やしていきたい方には、複利運用が最適です。
雪だるま式に資産が増えていく
資産が雪だるま式に増えていく点も複利運用のメリットです。
最初は小さな雪玉でも、転がしていくことでどんどん大きくなります。
複利運用も同様に、最初は少ない資金でも運用し続けることで、資産がどんどん膨らみます。
少ない資金でも複利運用し続ければ、莫大な資産になる可能性があるので、夢がある運用方法です。
運用期間が長いほど効果が高まる
複利運用は、運用期間が長いほど効果が高まります。
そのため、長期的に資産を増やしていくことができるのです。
例えば、年利10%複利で運用する場合、以下のように増えていきます。
- 5年後:約1.6倍
- 10年後:約2.6倍
- 20年後:約6.7倍
- 30年後:約17.4倍
このように焦らずコツコツ運用していけば、長期的に大きな資産を築くことができます。
FXで複利運用するデメリット・リスク
FXの複利運用にはたくさんのメリットがありますが、その反面デメリット・リスクもあります。
主なデメリット・リスクは以下の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
利益を引き出せない
複利運用は利益をさらに増やすために、利益を引き出せません。
なぜなら、利益を引き出して普段の生活にお金を使うと、複利の効果が弱まってしまうからです。
そのため、投資で利益を出しても生活が豊かにはなりません。
利益を再投資するほど早く資産が大きくなるため、お金を使えるまでの期間が先延ばしになります。
複利運用を続ける間は、利益を引き出せないことを頭に入れておきましょう。
利益を出しても消えてしまう可能性がある
複利運用で最も注意すべきことは、何年もかけて増やした資産が1回の失敗が消えてしまうことです。
複利運用は利益を1度も引き出さないため、1回の失敗で利益をすべ消えてしまう可能性があります。
複利運用をして資産を増やしても、出金しなければ意味がありません。
せっかくの利益を確保するためにも、一部の利益を出金しておくことが大切です。
精神的な負担が大きい
複利運用は精神的な負担が大きいです。
運用期間が長く運用額が増えてくると、1回の取引での損益が大きくなるからです。
同じ1%の損失でも投資額が10万円と100万円で10倍も異なります。
資産が増えた時には、1取引あたりの損益が大きくなるので注意しましょう。
複利運用を成功させるコツ
複利運用を成功させるための3つのコツを紹介します。
- 無理な目標設定をしない
- 長期的に運用することを忘れない
- 自動売買を利用する
順番に詳しく見ていきましょう。
無理な目標設定をしない
複利運用をするうえで、無理な目標を設定しないことは大切です。
どんなに優秀なトレーダーでも、相場によって損失を出すことがあります。
無理な目標を設定すると、危険な相場でも取引をして大きな損失を出しかねません。
「待つのも相場」という投資格言があるように、焦らず根拠があるポイントだけに絞って取引することが大切です。
長期的に運用することを忘れない
複利運用の効果を感じるまでには、ある程度の時間がかかります。
複利運用を始めたばかりのころは、利益が少なく、単利運用との違いをあまり感じられないでしょう。
そこで、利益を出金してしまっては意味がありません。
前述したとおり、複利運用は運用期間が長いほど単利運用との利益の差が広がっていきます。
複利運用の効果を感じるには時間がかかることを理解して、長期的に運用しましょう。
自動売買を利用する
FX初心者の方は、自動売買を利用するのも一つの方法です。
自動売買とは、決められた売買ルールに基づいて自動で売買するシステムです。
FXで利益を出すためには、相場分析の知識やスキルが欠かせません。
ただ、FX初心者がいきなり優位性の高いポイントで取引するのはかなり難しいです。
一方、自動売買なら初心者の方でも優位性の高いポイントで取引できます。
また、24時間稼働でき、取引チャンスを逃さない点も自動売買のメリットです。
初心者の方や忙しくて取引する時間がない方は、自動売買で複利運用することも検討してみましょう。
まとめ
今回は、FXの複利運用について解説してきました。
FXの運用には「単利運用」と「複利運用」があります。
複利運用は天才物理学者アインシュタインが「人類最大の発明」と言うほど、優れた運用方法です。
効果を感じるまでに時間がかかりますが、長期的に運用していけば、単利運用よりも効率的に資産を増やすことができます。
これからFXを始める方は、複利運用で効率的に資産を増やしていきましょう。